「旅行会社経由やグルメサイトで席の予約はできないのか」という問い合わせは絶えませんが、西中洲本店の店内飲食(イートイン)は完全予約不可となっており、来店順に並ぶ案内方式が一貫して採られています。
飲食ビジネスの運営構造から分析すると、この「予約不可」という方針には明確な合理性があります。同店は席数が約112席(個室・半個室含む)と比較的規模が大きいものの、客単価3,000円前後のプレミアムファストカジュアル業態に属します。席予約を導入した場合、ノーショー(無断キャンセル)による機会損失リスクが発生するだけでなく、滞在時間の長期化によって全体の回転率が著しく低下します。誰にでも平等に並べば食べられる機会を提供する「ファーストカム・ファーストサーブ」の原則を貫くことが、結果として1日あたりの最大受け入れ客数を維持する防壁となっているのです。
なお、ネット上の一部情報で「個室なら予約できる」という古い噂が散見されますが、現在はいかなる席種であっても店内飲食の事前予約枠は一般開放されていません。旅行計画を立てる際は「予約が取れない前提」でタイムスケジュールを組む必要があります。