桃やみかんだけがこの場所の主役ではない。冬から春にかけて店内を甘い香りで満たすのが、和歌山県限定のプレミアムイチゴ「まりひめ」だ。大粒で濃厚な甘みを持つこのイチゴは、傷みやすいため輸送に弱く、だからこそ農販直売所で手に入れる価値が極めて高い。
失敗しない買い物のコツは、果実の「なり口(ヘタ)」の鮮度とパック底面のチェックにある。地元農家が朝摘みしたばかりの「まりひめ」はヘタが青々と反り返り、芳醇な香りが強く漂う。さらに、旬の朝採り野菜を選ぶ際は、葉の張りだけでなく重量感に注目すること。地元密着型の流通だからこそ、水分をたっぷり含んだ「重み」こそが鮮度の証明なのだ。