道枝駿佑が通っていた中学校として知られているのが、地元・大阪府にある門真市立第五中学校だ。のどかな住宅街に位置するこの学び舎で、彼はごく普通の男子生徒としての時間も大切に過ごしていた。
中学時代、道枝は一時的に陸上部に所属していたという証言がある。長身で手足が長く、校庭を走る姿は当時から同級生や他学年の女子生徒の間で注目の的だった。だが、本人は決して気取ることなく、飾らない関西弁で仲間と笑い合う少年だったという。学校内での呼び名は親しみを込めた「みっちー」や「枝(えだ)」。スター街道を歩み始めていたにもかかわらず、威張るような態度は微塵もなく、体育祭や文化祭といった学校行事にも全力で取り組む真面目な生徒として教員陣からも信頼されていた。