Q1:コーヒーを飲みすぎた直後に牛乳を飲むと、カフェインを中和できますか?
A1:カフェインを化学的に「中和」して消し去る効果はありません。ただし、牛乳に含まれる乳脂肪分やタンパク質が胃粘膜を保護し、カフェインの急激な吸収速度をある程度緩やかにする物理的バリア効果は期待できます。すでに動悸が出ている段階では効果が薄いため、予防策としての活用に限られます。
Q2:激しい運動をして汗を大量にかけば、代謝は早くなりますか?
A2:極めて危険ですので絶対に避けてください。運動によるカフェイン排出促進効果は科学的にごくわずかであり、むしろカフェインの強心作用で脈拍が跳ね上がっている心臓に過度な負荷をかけ、不整脈や虚血性心疾患を引き起こす重大なリスクがあります。動悸が治まるまでは絶対安静が鉄則です。
Q3:カフェイン断ちを始めてから出る頭痛には、市販の頭痛薬を飲んでもいいですか?
A3:成分表示を必ず確認してください。一般的な市販の解熱鎮痛薬(ロキソニンSプレミアムやイブクイックなど)の多くには、鎮痛補助成分として「無水カフェイン」が配合されています。これを飲むと再びカフェインを摂取することになり、離脱プロセスの振り出しに戻ってしまいます。アセトアミノフェン単剤など、カフェイン非配合の鎮痛薬を選ぶ必要があります。
Q4:どのような状態になったら救急車を呼ぶべきですか?
A4:自覚症状として「胸が締め付けられるような激痛がある」「息を吸っても酸素が入ってこないような呼吸困難」「激しい手の震えや痙攣が止まらない」「呼びかけに対する反応が鈍い」「意識が遠のく」といった兆候が現れた場合は、致死的なカフェイン中毒の疑いがあります。躊躇なく119番通報を行ってください。