五輪ナンバーの時代と現代の特別仕様ナンバーの決定的な違いは、プレート外周を囲む「黄色い枠(縁取り)」の存在にあります。幅約6.5ミリメートルの黄色いストライプと、左上部に配された斜めの黄色マーキングは、法的に軽自動車であることを識別するために設けられたものです。
この仕様変更に対し、インターネット上の自動車コミュニティやSNSでは軽自動車 白ナンバー ダサい 評判として議論が紛糾しました。五輪ナンバーの時代には「普通車のプレートと見分けがつかない完全な白」が手に入ったのに対し、新基準では「白地にわざわざ黄色い枠線が付いていて悪目立ちする」「黄色を隠したいのに中途半端に残っていて逆に不格好だ」という手厳しい声が噴出したのです。
この黄枠が義務付けられた背景には、現場からの切実な要望がありました。国土交通省や有料道路関係者の説明によると、五輪ナンバーの普及期において、高速道路のETC非設置レーンでの料金区分誤認や、ガソリンスタンド、コインパーキングの精算システムにおける車両識別エラーが相次いで報告されていました。また、警察官による目視での車種判別が困難になり、取り締まりの現場に支障をきたしたことも制度見直しの直接的な要因となりました。
結果として、カー用品店では「黄枠を隠すための幅広ナンバーフレーム」が売れるという二次現象まで発生しました。しかし、2026年10月に施行された改正道路運送車両法によって、ナンバープレートの文字や枠を覆うカバーやフレームには厳しい基準(フレームの幅や厚みの制限)が課されており、枠を完全に覆い隠す行為は車検非対応や取り締まりの対象となるリスクを孕んでいます。