「在中」とよく混同される外脇付に「親展(しんてん)」があります。これらは役割が根本的に異なるため、正しい使い分けが不可欠です。
「親展」は開封者を指定する言葉
「親展」とは、「宛名に書かれた本人自身が開封してください」という意味を持ちます。プライバシー性の高い信書、人事評価資料、給与明細、重要なお知らせなどに用いられます。第三者が勝手に開封することを防ぐためのセキュリティ表示です。
「在中」は内容物の種類を知らせる言葉
一方、「在中」は「何が入っているか」を知らせるものであり、誰が開封すべきかを指定するものではありません。例えば「履歴書在中」と書かれていれば、採用担当者本人だけでなく、仕分けを行う総務スタッフが開封して書類チェックに回すことも想定されています。
書類の秘匿性を高めたい場合は、「親展」と「在中」を併記することもマナーとして問題ありません。
💡 複数書類を送る場合の「添え字」テクニック履歴書と一緒に職務経歴書やポートフォリオを同封する場合、表書きは「履歴書在中」でも問題ありませんが、「応募書類在中」と記載すると、複数の選考書類が一括して同封されていることがより正確に伝わります。