「軽井沢プリンスホテルスキー場は駅から近いから手ぶらで気楽に行ける」というネット上の言説には、初心者が陥りがちな盲点が潜んでいます。
まず、軽井沢駅からのアクセスです。駅南口からスキー場までは徒歩で約10〜15分の距離ですが、スキーブーツを履いた状態や大きな荷物を持った状態での徒歩移動は予想以上に体力を消耗します。ここで活用すべきが無料運行されているピックアップバス(無料シャトルバス)です。ただし、新幹線の到着直後はシャトルバス乗り場に長い行列ができ、1台見送らざるを得ないケースがあります。駅構内を出たら寄り道をせず、南口のバスロータリーへ直行することがタイムロスを防ぐポイントです。
次に、レンタル料金と受付手続きの混雑トラップです。スキーセンター内のレンタル窓口は、週末の朝8時30分から9時30分にかけて激しい混雑が発生します。現地での用紙記入を行っていると、受付からフィッティング完了まで40分〜1時間近く待たされる事態も珍しくありません。レンタル利用時は、事前にWeb上でサイズ登録と事前決済を完了させておく「事前予約システム」の利用が必須条件です。
さらに「晴天率が高い=暖かい」という誤解も危険です。軽井沢の標高は約1,000mに位置し、内陸性気候特有の放射冷却により、朝晩はマイナス10度近くまで冷え込みます。晴れていても風が吹くと体感温度は極めて低いため、防寒性の高いインナーやネックウォーマー、フェイスマスクなどの防寒装備を怠ってはなりません。