Q1:インフルエンザの異常行動は発症から何日目に起きやすいですか?
A1:発熱後「48時間以内(1〜2日目)」に集中して発生します。特に発熱当日の夜間から翌朝にかけての体温急上昇時に最も多く報告されています。発症から3日目以降に新たに発症する頻度は大幅に低下しますが、厚労省は熱が完全に下がるまでの見守りを推奨しています。
Q2:タミフルやゾフルーザを飲ませなければ異常行動は完全に防げますか?
A2:防げません。疫学調査により、抗インフルエンザ薬を服用していない未治療群でも約7.2%の頻度で異常行動が確認されています。原因は薬ではなくインフルエンザ感染による高熱や脳の炎症反応であるため、薬を避けること自体は異常行動の予防策にはなりません。
Q3:夜間に急に意味不明なことを話し始めたら、すぐに救急車を呼ぶべきですか?
A3:数分から10分程度で落ち着き、呼びかけに反応して視線が合うようなら「熱せん妄」の可能性が高く、過度な刺激を避けて静かに見守ることで経過を観察できます。ただし、呼びかけに全く応じない状態が30分以上続く場合や、激しいけいれん(痙攣)が5分以上持続する場合は「インフルエンザ脳症」が疑われるため、直ちに119番通報してください。