1995年、日本中がそのビッグカップル誕生に沸いた。トップアイドルから実力派女優へと転身を遂げていた菊池桃子との結婚である。美男美女の爽やかなカップルとしてメディアを席巻し、理想の家庭像として広く認知された。長男、そして長女の誕生。長女が患った難病にも夫婦で寄り添い、乗り越えていく姿は多くの共感を呼んだ。
ところが、水面下では深刻な亀裂が広がり続けていた。プロアスリートとしての選手生命に陰りが見え始めた2000年代、西川は飲食事業や乗馬関連ビジネスなど、多角的な事業展開へ乗り出す。しかし、それらの多くが暗転。莫大な赤字を垂れ流し、個人保証も含めた巨額負債が家計を圧迫し始めた。
さらに追い打ちをかけたのが、女性関係を巡る度重なる週刊誌報道だった。家族を守るために奔走する妻を置き去りにするかのような行動は、芸能ジャーナリズムの格好の標的となり、二人の信頼関係は完全に崩壊。2012年、17年間に及んだ結婚生活は終止符を打った。離婚の記者会見で見せた菊池の静かな決意と、西川が背負い込んだ負債の重さは、当時のワイドショーを連日賑わせた。