世界で最も認知されているモノグラムといえば、ニューヨーク・ヤンキースの「NY」だろう。重なり合う二つの文字。元々は1877年、ニューヨーク市警で殉職した警官のためにティファニー社がデザインした名誉勲章が起源だ。球団が1909年に公式採用して以来、それはブロンクスを超えて世界的なアイコンへと昇華した。
日本の読売ジャイアンツが誇る「YG」のマークも、独自の洗練を遂げてきた。1930年代の球団草創期から微妙なリデザインを重ねつつ、伝統と革新のバランスを保ち続けている。巨人のオレンジとブラック、ヤンキースのピンストライプとネイビー。これらの配色は、単なるユニフォームの枠組みを完全に突破した。
いまやスポーツブランディングの世界において、これら伝統球団のシンボルは高級メゾンとのコラボレーションやヒップホップカルチャーの定番アイテムとして君臨する。スポーツの枠を超えたライフスタイルシンボルとしての価値は、年々跳ね上がる一方だ。