Mリーグのレギュラーシーズンにおいて、個人スコアと同じかそれ以上に評価される重要指標が「ラス回避率」です。4着(ラス)を引いた際のペナルティ(▲20pt〜▲30pt)が重い公式ルール下では、いかに沈まないかがチームの命運を握ります。
最新のMリーグラス回避率ランキングで上位に名を連ねるのは、多井隆晴選手、園田賢選手、勝又健志選手らに代表される、圧倒的な牌理の深さと守備意識を持つ雀士たちです。彼らは手牌が芳しくない局面での撤退判断が極めて早く、他家のリーチに対して無駄な失点を絶対に許しません。
また、これまでの全シーズンを網羅したMリーグの通算成績一覧を精査すると、通算ポイントで大幅なプラスを維持している選手は例外なく「高いラス回避率(8割以上)」と「着順期待値の安定性」を兼ね備えています。短期的なツモの偏りに左右されず、長期的な期待値を追い求め続ける姿勢こそが、トッププロとしての真の実力に他なりません。