反天皇制運動連絡会(反天連)の起源は、昭和天皇の重体や大喪の礼が行われた昭和末期から平成初期に遡る。複数の新左翼セクトや市民運動家らが結集し、天皇制そのものの撤廃と国家神道的な行事への反対を掲げて結成された。
彼らの根本的な主張はシンプルかつ極端だ。天皇制を「アジア侵略戦争の根本原因であり、戦後も国民を抑圧する国家装置」と捉え、即位の礼や大嘗祭といった皇室行事を公費で行うことを憲法違反だと糾弾する。単なる言論活動にとどまらず、街頭での大規模なシュプレヒコールや横断幕を掲げたデモ行進を武器に、長年にわたり独自の主張を貫いてきた。