ネット上の口コミで時折見られる「tenki.jpは外れやすい」という誤解には、気象データの解釈に関する根本的なすれ違いが存在します。代表的な盲点が「降水確率」の定義です。「降水確率50%」は「雨の強さが半分」や「降る時間が半分」という意味ではなく、「過去に同じ大気状態が100回あった場合、その地域内で1mm以上の雨が50回降った」という統計的確率を示しています。
さらに、全国約1,300カ所に設置されたtenki.jp アメダス 実況データとの照合を行わずに、市区町村単位の代表地点の天気だけを見て「隣町では降ったのに自宅では降らなかった=誤報」と判断してしまうケースも少なくありません。局地的な夕立や線状降水帯のような数キロ単位の現象は、市区町村の代表予報だけでなく、必ず雨雲レーダーのメッシュ情報と併用して確認することが不可欠です。