潮の動きに合わせた地上での散策とあわせて楽しみたいのが、多角的なアプローチだ。宮島口から島へと渡るJR西日本宮島フェリーの「大鳥居便」は、日中の時間帯に大鳥居へぐっと近づく航路をとる。船上から海越しに眺める神社と大鳥居の姿は、陸上からのアングルとは一味違うダイナミックなスケール感を与えてくれる。
さらに視野を広げるなら、宮島ロープウエーに乗って島の最高峰である弥山(みせん)を目指すルートがおすすめだ。ロープウエーを乗り継ぎ、山頂付近の展望台へ登れば、眼下には紺碧の瀬戸内海と幾重にも浮かぶ島々の大パノラマが広がる。上空から見下ろす宮島の海岸線と潮の満ち引きのコントラストは、忘れられない旅のハイライトになる。