後継者不足や原材料費の高騰により、全国の和菓子店が相次いで廃業を余儀なくされる厳しい現状がある。こうした危機感から発足したのが「2026年伝統銘菓再生プロジェクト」だ。地域に眠る優れた銘菓の復刻や、若い世代に向けた新しい和菓子文化の発信を目指す一大事業として業界内外から熱い視線が注がれている。
この取り組みを強力にバックアップしているのが、全日本生餡工業協同組合連合会だ。全国の製餡業者が手を携え、国産小豆の安定供給システムの構築や技術指導のワークショップを展開している。良質な餡の供給こそが和菓子文化の土台であるという共通認識のもと、職人たちのネットワークがかつてない強固さで結びつきつつある。