ハンマートゥの治し方決定版!放置の激痛リスクと最新改善策

ハンマートゥの治し方決定版!放置の激痛リスクと最新改善策

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変形が長期間におよび、手で押しても関節がビクとも動かない「リジッド期(拘縮期)」に達している場合、保存療法だけで変形を元に戻すことは解剖学的に不可能です。以下のような兆候が見られる場合は、迷わず専門医の手術適応を検討すべき段階です。

  • 手で力を加えても第2関節が真っ直ぐに伸びない。
  • 関節の突起部分に潰瘍や深いウオノメができ、歩行時に強い痛みが続く。
  • 外反母趾が併発し、第2趾が第1趾(親指)の上または下に乗っかって交差している。

医療機関を受診する際は、一般的な整形外科ではなく、日本足の外科学会に所属する「足の外科専門医(認定医)」が在籍するクリニックや総合病院を選ぶのが賢明です。足部は26個の骨と多数の関節・靭帯が複雑に連動する極めて繊細な部位であり、専門的な足圧測定装置や立位X線撮影を用いた三次元的な診断が欠かせません。

近年は、皮膚を大きく切り開く従来法に代わり、数ミリの小切開から微小なバー(切削器具)を挿入して骨切りや腱の緊張緩和を行う低侵襲足部手術(MIS)が普及しています。出血や術後の腫れが少なく、術後早期からの荷重歩行が可能なケースが増えており、患者の身体的・社会的な復帰負担は大幅に軽減されています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。