春高全国大会での熱戦を経て烏野高校を卒業した山口忠は、大学へ進学。そして原作の最終章で描かれた2018年時点(大学4年時)での進路は、プロバレー選手ではなく「地元・宮城の家電メーカー勤務予定」という極めて堅実なものでした。
日向や影山が世界最高峰のプロリーグで戦い、月島がVリーグDIVISION2の仙台フロッグスに所属しながら市博物館に勤務する中、山口は一般社会人として社会を支える道を選択しています。
一見すると地味に映るかもしれませんが、高校時代に培った「一球への責任感」「チームのために泥臭く役割を果たす姿勢」は、社会に出てからも大きな武器となるはずです。作中でもVリーグで戦う月島や日向たちの試合を観戦し、変わらぬ笑顔で声援を送る姿が描かれており、それぞれの場所で誇りを持って生きる等身大の姿がファンの共感を誘っています。