海技士試験の受験生や小型船舶操縦士免許の取得講習、さらにはマリンアクティビティを楽しむ一般層まで、現場で広く使われている「絶対に間違えない記憶テクニック」を厳選して解説します。
1. 文字数カウント法(最も汎用性が高い直感暗記)
右と左、それぞれの平仮名の文字数を合わせる手法です。
- 「み・ぎ(2文字)」=「お・も(2文字)」 → おもかじ=右
- 「ひ・だ・り(3文字)」=「と・り・か・じ(4文字…ではなく『とり』の2文字)」
さらに実践的なのは、全体の文字数対応です。「みぎ(右)」と「ひだり(左)」をフルネームで比較します。
- 「みぎ(右)」+「かじ」=『おもかじ』…どちらも4文字(お・も・か・じ / み・ぎ・の・か・じ)
- よりシンプルには「面(おも)=右(みぎ=短い)」「取舵(とりかじ)=左(ひだり=濁点を含み響きが重い)」とリズムで頭に入れます。
2. 英語対比「右のスターボード・左のポート」との紐付け
国際航海で必須となる英語の「Starboard(右舷)」と「Port(左舷)」は、バイキング船の構造に由来します。昔の船は右舷後方に操舵用の板(Steering Board → Starboard)を取り付けていたため、港(Port)に接岸する際は舵板のない「左舷」を岸壁に横付けしていました。
この歴史から「左=港(Port)=取舵」、「右=舵板(Starboard)=面舵」と紐付けると、英語圏の船舶用語とも同時にマスターできます。