インターネット上には「水菜サラダはタッパーにドレッシングと入れておけば数日持つ」という情報が散見されますが、これは大きな誤解です。ドレッシングに含まれる酸と塩分は水菜の細胞を急激に破壊し、半日程度で褐色化とドリップ(水分流出)を引き起こします。
生サラダとして作り置きしたい場合の正解は、「完全ドライ状態での密閉保存」です。洗った水菜をサラダスピナーなどで徹底的に脱水し、清潔な保存容器の底と上部にキッチンペーパーを敷いて野菜室に入れます。こうすることで、食べる直前までパリッとした鮮度を約1週間維持できます。
水菜の冷凍保存方法と解凍後のベストな活用法
「水菜は水分が多いから冷凍できない」というのも誤りです。生食用のシャキシャキ感は失われますが、加熱調理用としての冷凍保存は非常に実用的です。
洗って水気を拭き取った水菜を使いやすい長さにカットし、生のまま冷凍用密閉保存袋(ジッパー付き)に平らに入れて冷凍します。使う際は自然解凍せず、凍ったまま味噌汁、スープ、鍋、炒め物に直接投入するのが鉄則です。組織が壊れているため火の通りが早く、短時間で出汁や煮汁がよく染み込むというメリットに変わります。