「油抜きは面倒だから省きたい」という声をネット上でも頻繁に見かけます。しかし、調理テストを重ねた結果、油抜きの有無が仕上がりに決定的な差を生むことが実証されています。
厚揚げの表面には、製造過程で生じた酸化油が付着しています。これを放置したまま煮汁に投入すると、油の膜が調味料の浸透をブロックし、内側まで味が染み込みにくくなります。また、冷めたときに油が固まり、油っぽさが舌に残る原因にもなります。
手軽に効果を最大化する油抜きのコツは以下の2パターンです。
- 熱湯を回しかける方法(手軽さ重視):ざるに切った厚揚げを並べ、電気ケトルなどで沸かした熱湯を両面にまんべんなく回しかけ、キッチンペーパーで軽く押さえる。
- キッチンペーパー+レンジ加熱(時短重視):厚揚げをキッチンペーパーで包み、耐熱皿に乗せて電子レンジ(600W)で約40秒〜50秒加熱後、浮き出た油をペーパーで拭き取る。
このわずか1分弱のひと手間をかけるだけで、煮汁の濁りが抑えられ、カロリーを約15〜20kcalカットしながら味が芯まで染み渡るようになります。