今回の騒動を紐解くと、噂の発生源は特定の不祥事や関係者からの告発などではない。X(旧Twitter)や各種匿名掲示板において、動画の切り抜き画像やパロディ画像に悪ノリで付けられた架空のキャプションが引き金だった。画面の中で大声を出したり大げさなリアクションをとる彼の表情をコラージュし、文脈を無視したジョークとして投稿されたテキストが拡散の起点となったのだ。
SNS上の反応は二極化した。真相を知る古参のファンは「また大げさなネットの悪ノリか」と受け流していたが、アルゴリズムによって断片的な情報だけを目にしたライト層は、文字通りの芸能ニュースとして受け止めかねない危うさを孕んでいた。関係者の証言やネット上の最新リーク情報を追跡しても事態の深刻さを示す裏付けはなく、ネット特有の噂の増幅現象に過ぎないことが判明している。