1994年、香坂みゆきは当時タレントとして絶大な人気を誇っていた清水圭と再婚した。ふたりは気さくで洗練されたライフスタイルを発信し、理想の夫婦像として長く支持を集めることになる。ふたりの息子の恵まれ、子育てが一段落したあとも、仲睦まじい姿が度々メディアで紹介されていた。
しかし、熟年離婚という選択が突如として表面化した。2023年、約29年に及ぶ結婚生活に終止符が打たれたことが発覚。かつて周囲が羨んだ二人だけに、そのニュースは世間に大きな衝撃を与えた。
離婚の背景にあったのは、浮気や金銭トラブルといった生々しい確執ではない。子供たちの独立に伴う「卒婚」に近い意識の変化と、互いの目指すライフスタイルの決定的なズレだったとされる。人生の後半戦を迎えるにあたり、それぞれの道を歩むことがお互いにとって最善であるという、成熟した大人の決断だった。