Q1:一般的な水草水槽(混泳環境)のままでも稚魚が育つ可能性はありますか?
A1:可能性はほぼゼロに近いと言えます。混泳魚や親魚自身による食卵に加え、水槽用LEDの強い光による卵の壊死、さらにはろ過フィルターへの吸い込みや初期飼料の不足など、クリアすべき障壁が多すぎるためです。繁殖を成功させるには、必ず単独の産卵・育成水槽を立ち上げる必要があります。
Q2:軟水を作るために市販の浄水器や調整剤だけで対応できますか?
A2:地域の水道水の硬度にもよりますが、一般的な塩素中和剤だけでは不十分です。カージナルテトラの受精には極端な軟水(GH1以下・TDS50ppm以下)が求められるため、RO(逆浸透膜)浄水器を通した水を使用するか、イオン交換樹脂で徹底的にミネラルを除去した水を用意するのが確実です。
Q3:産卵後に卵が白く濁ってカビてしまう主な原因は何ですか?
A3:主な原因は「水質(硬度・pH)が合わず無精卵になったこと」または「光が当たって受精卵が死滅したこと」です。親魚の相性や成熟度の問題もありますが、まずは水質の弱酸性・軟水化の徹底と、産卵直後からの完全遮光が正しく行われているかを再点検してください。