言葉の由来をさかのぼると、昭和の漫画家・赤塚不二夫の名作『おそ松くん』をベースに、株式会社ぴえろが制作した社会現象的アニメ『おそ松さん』にたどり着く。作品の大ヒットに伴い、SNS上では作品のキャラクターに合わせた妄想や実話風の投稿が急増した。
そのなかで、明らかに虚構と分かるエピソードを「実話」として投稿し、語尾にキャラクター風の語調を漂わせるアカウントが目立つようになる。ネットユーザーたちは冷ややかな視線を送りつつ、それらを「嘘」と「おそ松さん」を組み合わせた隠語で呼び始めた。これが今日に至る用語の始まりである。