重度の虫歯治療は「長期間通い続けなければならない」「莫大な費用がかかるのではないか」と不安視されがちです。現在の治療選択肢と費用の目安を整理しておきましょう。
治療期間は虫歯の本数や進行度によって異なりますが、軽度であれば1〜2回、根管治療が必要な場合は1本につき3〜5回程度の通院が一般的です。全体をまとめて治療する短期集中治療プランを用意しているクリニックも増えています。
費用面に関しては、日本の健康保険制度を活用すれば、基本的な処置(虫歯除去、根管治療、銀歯やプラスチックの被せ物)の多くが3割負担で受けられます。根管治療から銀歯の装着まで、保険適用であれば1本あたり数千円〜1万円前後に収まるケースがほとんどです。
審美性や耐久性を追求する場合や、歯を失った部位の補填には自費診療が選択肢となります。セラミックの被せ物は1本8万〜15万円、インプラント治療は1本30万〜50万円程度が相場です。なお、機能回復を目的とした歯科治療費は医療費控除の対象となるため、確定申告を行うことで実質的な自己負担額を大幅に軽減できます。