オフィス通販最大手「アスクル(ASKUL)」とプラスの深いつながりは、日本の産業史における代表的なサクセスストーリーのひとつです。
1993年、プラスの社内ベンチャー事業として「頼んだものが明日届く」をコンセプトに誕生したのがアスクルでした。中小事業所の文具調達の手間を解消する革新的なビジネスモデルは瞬く間に急成長を遂げ、1997年にアスクル株式会社として分社化・独立を果たしました。
その後、アスクルは東証に上場し、2012年には資本提携を通じてヤフー(現・LINEヤフー株式会社)が筆頭株主となりました。2019年にはアスクルの経営方針を巡ってプラス・ヤフー陣営とアスクル創業経営陣の間でガバナンスをめぐる大きな議論が巻き起こり、世間の注目を集めた経緯もあります。
現在もプラスはアスクル株の約33%(議決権比率ベース)を保有する大株主であり、強力なパートナーシップを維持しています。プラス製品がアスクルの流通網を通じて全国のオフィスに迅速に届けられる一方、アスクルから得られる購買データや顧客インサイトがプラスの製品企画にフィードバックされるという、極めて強固なシナジーが機能しています。