ヨナが操る能力は、第3世代の発火能力を極めて特殊な形で応用したものです。熱エネルギーを用いて対象の皮膚や筋肉の組織を瞬時に融解・再構成し、他人の顔や体型を寸分違わず変質させる変装能力を誇ります。
この能力の恐ろしい点は、自分自身の姿を変えるだけでなく、他人の顔を強制的に書き換えて別人に仕立て上げられる点にあります。浅草篇では罪のない一般市民の顔を第7特殊消防隊の隊員そっくりに作り変え、街中に潜入させて同士討ちを誘発しました。さらに、熱操作を体内に送り込むことで血液凝固や内臓破壊を引き起こし、暗殺手段としても行使します。直接的な破壊力で圧倒するタイプではないものの、情報戦や心理戦においてこれほど厄介で凶悪な能力者は作中を見渡しても他に類を見ません。