「合格証書を汚してしまった」「引っ越しの際に紛失した」というトラブルに直面した際、多くの人が「再発行してもらえば良い」と考えがちですが、ここに大きな制度上の盲点が存在します。
日本商工会議所の規定により、簿記3級合格証書再発行は一切行われていません。合格証書は合格時の一度限りの記念品・証書としての性質を持つため、いかなる理由があっても同一の賞状が再作成されることはありません。
ただし、資格の効力そのものが消えるわけではありません。公的な提出物として資格を証明する必要がある場合は、簿記3級合格証書紛失手続きとして「日本商工会議所合格証明書」の発行申請を行います。
この「合格証明書」は、商工会議所が「この人物が日商簿記3級に合格している事実」を公的に証明するA4判の書類であり、企業の採用選考や官公庁への提出書類として100%の効力を持ちます。受験した商工会議所窓口または郵送申請(手数料1,100円〜1,500円程度+返信用封筒)で取り寄せることができます。