インターネット上の紹介記事などでは、「地元で昔から愛される素朴な甘いお肉屋さんコロッケ」と一括りに形容されることがあります。しかし、これは明らかな誤解です。
ミートショップきたがきのコロッケにおける真骨頂は、前述の通り粗挽き黒胡椒のパンチ力にあります。他県の一般的な精肉店コロッケに多い「砂糖やみりんを強めに効かせたじゃがいもの甘み」を想像してかじると、口内に広がるスパイシーな風味に驚かされることになります。
この独自の味付け設計は、ご飯のおかずとしてはもちろんのこと、ハイボールやビールのアテとして完璧に成立するよう計算されています。もし「甘めのほくほく系ポテトコロッケ」を求めているのであれば、きたがきのコロッケはその期待とは異なるベクトルにあると言えます。ネットの画一的な評判だけを鵜呑みにせず、この「スパイス×牛肉のコク」という特徴を前提として味わうことが、期待値のズレをなくす鍵です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
独自の強みと個性が際立っているからこそ、購入を検討する際には以下の基準を参考にしてください。
■強くおすすめできる人
- ソースをかけずに、肉本来の旨味とスパイスで味わう本格惣菜を好む人
- お酒(特にビールやハイボール)に合うおつまみを探している人
- 島根和牛の脂の甘みとラードの香ばしい風味をしっかり堪能したい人
- 松江観光で、地元民のリアルな食文化を体験したい人
■購入に際して慎重になるべき人
- コショウのスパイシーな刺激が苦手な方、または離乳食完了期前後の幼児向けに探している人
- 調味料としての甘みが強く、肉感よりも滑らかなじゃがいもペースト感を好む人
- 自宅で揚げ物をする調理環境や温度調整に自信がない人(※店頭での揚げたて購入を推奨)