現在報告されているキャバクラぼったくり被害の約8割以上が、路上で声をかけてくる「客引き(キャッチ)」を経由した入店です。「安く飲める優良店を紹介する」「女の子が余っているから1時間3,000円飲み放題でいい」といった甘言で警戒を解き、提携する悪質店舗へ案内するスキームが常態化しています。
店内に入った後に展開される代表的な不正請求手口には、以下のようなパターンが確認されています。
① 席料・チャージの雪だるま式加算
「週末料金」「深夜特別チャージ」「VIP席料」「アイス・ミネラルウォーター代(1杯数千円〜数万円)」など、事前に説明のない名目で法外な金額を積み上げる手口です。
② キャストドリンク・ボトルの不正伝票付け
頼んでもいないシャンパンや高級ブランデーがいつの間にか伝票に計上されていたり、キャストが「乾杯だけ」と言って注文したドリンクが1杯1万円以上に設定されていたりするケースです。
③ 泥酔者を狙ったスキミング・決済金額の改ざん
客が泥酔したタイミングを見計らい、暗証番号を盗み見て勝手に高額決済を行ったり、サイン伝票の金額を一桁増やして処理する極めて悪質な手口も確認されています。