日本プロ野球(NPB)の歴史において、19番が野球のエースナンバーとして認知される礎を築いたのは、昭和から平成を駆け抜けた大投手たちでした。伝統的な「18番」が王道の本格派右腕を連想させるのに対し、19番は「反骨心」や「絶対的実力」を誇る投手に託されるケースが目立ちます。
古くは巨人のエースとして君臨した小林繁氏、読売ジャイアンツで沢村賞を獲得しメジャーリーグでも活躍した上原浩治氏、さらには広島東洋カープで新人王と最多勝を獲得した野村祐輔氏など、背番号19の経歴と系譜には錚々たる名前が並びます。また、横浜DeNAベイスターズの守護神として君臨する山﨑康晃投手のように、リリーフエースの象徴として19番に新たな価値をもたらした例も見逃せません。
捕手として一時代を築き、南海ホークスなどでプレイングマネージャーも務めた野村克也氏の19番も球史に深く刻まれています。「エースナンバー」にとどまらず、チームの大黒柱が背負う番号として、プロ野球の歴代19番は特別な存在感を放ち続けています。