購入検討者が必ず直面する「前乗せ 後ろ乗せ どっちがいい」という議論ですが、これは子どもの月齢と将来の家族設計によって論理的に結論が分かれます。
1歳から乗せる必要がある場合は、前乗せ専用モデル(フロントチャイルドシートがハンドル中央に一体設計されたタイプ)が安全性において優位に立ちます。ハンドルの回転軸上に子どもの体重がかかるため、ハンドルをとられにくく、ふらつきを最小限に抑えられます。親の視界内に常に子どもの様子が収まるため、体調変化やぐずりにも即座に対応できる心理的メリットがあります。
一方、2歳以上から乗せる場合や、1台を4〜5年以上長く乗り続けたい場合は、後ろ乗せ(リア)標準モデルが推奨されます。後ろ乗せシートは小学校入学前(6歳未満・体重22kg前後まで)まで対応しており、前乗せよりも長期間活用できます。さらに、ハンドル前方に大容量バスケットが確保されているため、保育園の着替えやお昼寝布団、スーパーの買い物袋を安定して運搬できます。
兄弟・姉妹を乗せる予定がある世帯は、必ず幼児2人同乗基準適合車(BAAマークに「幼児2人同乗基準適合」の表記がある車両)を選択しなければなりません。一般の自転車に後付けシートを無理に2台設置して3人乗りすることは道路交通法違反となるだけでなく、フレーム強度不足による破断リスクを招きます。
また、低身長向け 子供乗せ電動自転車を探している身長140〜155cm前後の小柄な保護者の場合、20インチ以下の小径タイヤを採用し、サドルを最下部まで下げた際に両足の母指球がしっかりと地面に着地する低床フレーム設計(サドル高73cm以下目安)の確認が転倒防止の必須条件となります。