ソテツの剪定で葉を全切りすると枯れる?失敗防ぐ時期と丸坊主の極意

ソテツの剪定で葉を全切りすると枯れる?失敗防ぐ時期と丸坊主の極意

ソテツの剪定で葉を全切りすると枯れる?失敗防ぐ時期と丸坊主の極意について知っておくべき 注意点を分かりやすく解説いたします。

美しい樹形を何十年にもわたって維持するための、具体的かつ実践的な蘇鉄の庭木剪定方法をステップ順に解説します。

ステップ1:外側(下層)の下垂した古葉から切り落とす

いきなり中心部に手を入れず、まずは下を向いて垂れ下がっている最下層の葉から着手します。葉を片手で軽く持ち上げ、もう一方の手でハサミを差し込みます。切り落とす位置は、幹から2〜3cmほど残した葉柄の基部です。幹スレスレを無理に切ろうとすると幹本体の組織を傷つける恐れがあり、逆に長く残しすぎると枯れ残った軸が見苦しくなります。

ステップ2:中心部へ向かって順次切除を進める

外側の葉を落として視界と作業スペースを確保しながら、徐々に内側の葉へと切り進めます。丸坊主にする場合は、最上部にある前年の葉まですべて均一な長さで切り落とします。この際、中心の窪みにある「生長点(新芽の芽吹く芯)」には絶対に刃先を当てないよう注意を払ってください。

ステップ3:株元の子株を整理する

親株の美しい一本立ち(単幹)を保ちたい場合や、子株が密集して風通しが悪くなっている場合は、子株の切り離しを行います。直径5〜10cm程度に育った子株であれば、切り離した後に挿し木(子株植え)として新しい鉢で発根させて増やすことが可能です。幹の接合部にノコギリの刃を水平に入れ、親株の表皮を傷つけないよう慎重に切り落とします。

ステップ4:切り口の清掃と経過観察

剪定後の切り口から滲み出る樹液を拭き取り、風通しの良い状態で自然乾燥させます。降雨が予想される場合は、切り口に市販の癒合剤(トップジンMペーストなど)を薄く塗布しておくと雑菌の侵入を確実に防ぐことができます。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。