紀伊半島に生息するツキノワグマは、環境省のレッドリストにおいて地域個体群として絶滅の恐れがある地域個体群に指定されている一方、山林の環境変化や堅果類(ドングリ等)の凶作年などによって人里や登山道付近への出没が周期的に確認されています。2026年最新の熊出没ニュースや各自治体の発表資料を精査すると、古道周辺での目撃例は決してゼロではありません。
和歌山県環境生活部や警察署が提供する和歌山県 熊出没マップの統計では、山間部の集落や林道との交差ポイント、渓流沿いでの目撃が散見されます。特に観光拠点である熊野本宮大社 周辺の熊目撃情報についても、大社直近の平地部ではなく、本宮町伏拝や発心門王子周辺、小辺路の果無(はてなし)集落へと続く標高の高い山道区間で報告が上がっています。
ツキノワグマ 出没地域(和歌山・奈良・三重の県境山岳地帯)を歩く以上、観光地の遊歩道気分ではなく「本格的な山岳エリアに足を踏み入れている」という当事者意識が求められます。