ラーメン店で使われる湯切り道具には、大きく分けて円筒形の「てぼ(深型振りザル)」と、浅い皿状の「平ザル」の2種類が存在します。両者の最大の違いは、麺の対流スペースと湯切りの難易度です。
円筒状のてぼは、深さのある鍋に引っ掛けて1人前ずつ個別に茹で上げられるため、狭いキッチンでも麺同士が混ざらず、引き上げ時のミスがほぼ生じません。底面が平らなタイプや丸底タイプがあり、家庭用のコンロでも狙った湯量をしっかり落とせる扱いやすさが特徴です。
一方、老舗ラーメン店などで職人が操る平ザルは、大釜の中で麺を自由に泳がせて均一に熱を通し、一瞬ですくい上げて手首のスナップで湯を切る技術が求められます。家庭の標準的な片手鍋では平ザルを差し込むスペースを確保しにくいため、家庭調理を格上げする目的であれば、まずは片手 深型 湯切りザル(てぼ型)を選択するのが確実です。