人間が猫に話しかける際、無意識にトーンが高くなる現象が見られますが、これは動物行動学的にも理にかなっています。猫が喜ぶ高い声の理由は、子猫時代に母猫と交わした高いピッチのコミュニケーションや、敵意がないことを示すシグナルとして知覚されるためです。逆に低く太い声は外敵の威嚇音に近いため、猫を警戒させてしまう傾向があります。
一方、リラックスの極致で発せられる猫のゴロゴロ音の周波数は、およそ20Hz〜50Hzの低周波帯に集中しています。この振動音はエンドルフィンの分泌を促して自らの緊張や痛みを和らげるだけでなく、同居する人間や仲間の副交感神経を優位にする治癒効果(バイオレゾナンス効果)を持つことが数々の研究で確認されています。