パートナーを1人の対等な人間として愛せず、道具として消費するカキタレにする男性心理には、歪んだ自己愛と幼児的な支配欲が横たわっています。臨床心理学や家族社会学のアプローチからその内実を観察すると、主に3つの病理的なパターンに分類されます。
第一に、「自己愛の肥大化と共感性の欠如」です。このタイプの男性は、自分の価値を「どれだけ女性を都合よく支配できているか」で測る傾向があります。男友達同士のコミュニティで「あいつは呼べばいつでも来る」「俺の言うことなら何でも聞く」と吹聴することで、グループ内での男らしさ(マチズモ)や優位性を誇示しようとします。女性の尊厳を傷つけることに対する罪悪感は麻痺しており、他者を自分の欲望を満たすためのアバター程度にしか認識していません。
第二に、「責任回避と親密性への恐怖」です。深い人間関係を築くには、相手の感情に向き合い、時間や経済的リソースを割き、時に自分の弱さをさらけ出す必要があります。しかし、精神的に未成熟な男性は、傷つくことや責任を背負うことを極度に恐れます。そのため、最初から自分より立場が弱く、反論してこない女性を選別し、「感情抜きの性処理」という都合のいい枠組みに押し込めます。
第三に、ヤリ捨てされる理由とサインに直結する「認知的不協和の解消」です。男性自身も心の奥底では「不誠実な行いをしている」という薄い自責を感じています。しかしその不快感から逃れるために、「こんな深夜にホイホイ来る女が悪い」「こいつ自身が軽い女だから雑に扱っても許される」と責任を相手に転嫁し、ターゲットを心の中で貶めることで自己正当化を図ります。この心理がエスカレートした結果が、「カキタレ」という極めて攻撃的なレッテル貼りに他なりません。