気象庁が公表している気象庁台風統計データ(1991年〜2020年の平年値)を紐解くと、発生と上陸のタイミングには興味深いズレが存在します。
年間の台風発生数月別平年値(年間平均25.1個)を見ると、最も発生数が多いのは8月の「5.7個」、次いで7月の「3.7個」、9月の「5.0個」となっています。真夏の7〜9月だけで年間発生数の過半数を占める計算です。
一方、台風日本上陸数過去データに目を向けると様相が変わります。上陸数の月別平年値(年間平均3.0個)のトップは8月の「0.9個」と9月の「0.9個」が同率で並びます。発生数自体は8月が圧倒的であるにもかかわらず、上陸数では9月が肩を並べる点こそ、私たちが体感する「秋の台風ラッシュ」の正体です。