騒動の発端となったのは、2020年5月16日午後、さいたま市浦和区にあるボビー・オロゴン氏の自宅で発生した110番通報でした。駆けつけた埼玉県警浦和署員に対し、元妻である近田今日子さんが被害を申告。自宅内で妻の頬を指先で突いたとする暴行の現行犯で、ボビー氏はその場で身柄を拘束されました。
警察の取り調べに対し、当初ボビー氏は「突き飛ばしていない」「妻の書類を奪おうとしただけ」と容疑を一部否認・曖昧な供述を続けていました。さいたま地検による取り調べを経て、同年9月にはさいたま簡易裁判所へ暴行罪で略式起訴され、裁判所から罰金10万円の略式命令が下され、即日納付されています。
刑事処分そのものは略式手続きによる罰金刑で結着したものの、社会的影響は甚大でした。所属事務所からの契約解除、レギュラー番組の降板など、長年築き上げたタレント生命は一瞬にして失墜。そしてこの逮捕劇は、家庭内で長期間にわたり蓄積していた深刻な亀裂を決定的に表出させる引き金となったのです。