ネット掲示板やSNS上で「演技性パーソナリティ障害ではないか」と名前が挙がる芸能人やインフルエンサーには、共通した行動パターンが見受けられます。代表的なのは、SNSでの過剰な私生活の切り売り、唐突な告発や大げさな被害報告、そして周囲を巻き込む度重なる人間関係のトラブルです。
芸能界やインフルエンサー界隈では、常に世間のスポットライトを浴び続けることが職業的価値に直結します。そのため、過激な言動でフォロワーを増やそうとする「炎上マーケティング」と、病理的なパーソナリティ障害の境界線は極めて曖昧です。ネット上で特定タレントが噂の標的になるケースでは、以下のようなエピソードが発端となる傾向があります。
・些細なトラブルを「命の危機」のように大げさにSNSで発信する
・過去の経歴や交友関係に関して辻褄の合わない発言(虚言癖の疑い)を繰り返す
・自らトラブルを起こしながら、批判を受けると即座に「悲劇の被害者」の立場をとる
ただし、本人が専門医による診断を公表していない限り、外部から特定の有名人を障害と決めつけることはできません。海外のセレブリティ(過去の法廷劇で精神鑑定が公表されたアンバー・ハード氏など)のように裁判や公式な場で診断名が浮き彫りになる例はあるものの、国内芸能人の噂の多くは「関心を引きたい行動特性」が表面的に酷似していることから生じる推測に過ぎない点には注意が必要です。