近年、日本における大麻を巡る法的環境は大きな過渡期を迎えている。特に使用罪の創設を含む大麻取締法の改正以降、警察当局の取り締まりはかつてないほど強化された。この法改正の波の中で、象徴的な存在として狙いを定められたのが彼らだったのではないかという見方は強い。見せしめ、あるいは警告。当局の姿勢からは、カルチャーの象徴を叩くことで、若年層への大麻浸透に歯止めをかけたいという強い意志が透けて見える。
単なる個人の所持事件として処理するには、彼らの影響力は大きすぎた。捜査関係者からの情報によれば、今回の摘発は単なる偶然の職務質問などではなく、長期にわたる内偵捜査の結果だったとされる。徹底的にルートを解明し、根絶する。その執念が、今回の事態を引き起こした。