「アイスクリームの天ぷらは油ハネして危ない」という噂がありますが、これは半分正しく、半分は誤解です。事故や失敗が起きる原因のほぼ100%は、アイスの露出と油の温度不足にあります。
ネット上の失敗談で最も多いパターンは、「低温の油(160℃前後)で揚げてしまった」ケースです。温度が低いと衣が揚がるまでに時間がかかり、その間に熱がアイスにじわじわ伝わって内部で液状化します。溶け出したアイス(水分)が油の中に噴出すると激しい油ハネを引き起こします。
もう一つの盲点は「アイスの柔らかさ」です。買ってきたばかりのカップアイスをそのまま包んで揚げようとすると、中心温度がマイナス10℃前後のため耐えられません。家庭で作る際は、冷凍庫の急速冷凍室などを使い、マイナス20℃近くまでしっかり締め直す工程を絶対に省略してはいけません。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
アイスクリームの天ぷらは間違いなく至高のエンタメスイーツですが、向き・不向きがはっきりと分かれます。
【向いている人】
・ホームパーティーやBBQで家族や友人をアッと言わせるサプライズを作りたい人
・揚げたてパンとアイスの組み合わせなど、温度差スイーツが大好きな人
・揚げ油の温度計やフライヤーなど、適切な温度管理ができる環境がある人
【慎重になるべき人・店舗で食べるべき人】
・普段あまり揚げ物をせず、油の処理や高温調理に不安がある人
・現在厳格なカロリー制限や脂質制限を行っているダイエッター(脂質×糖質の極致であるため)
・ゆっくりおしゃべりしながら時間をかけてスイーツを食べたい人(賞味期限は提供後1分以内)