来場者の行動パターンを追うと、デジタルネイティブ世代を中心としたビジュアル発信の活発さが際立つ。会場内で特に人だかりができているのは、光る巨大スノードームと特大リースが設置されたフォトブースだ。スマートフォンを掲げた若者たちが撮影した幻想的なリール動画や写真は、瞬く間に「Instagram」やショート動画プラットフォームへ投稿され、リアルタイムで拡散されている。
単に風景を撮るだけでなく、湯気立つグリューワイン越しにイルミネーションをぼかす「奥行きショット」や、ヒュッテの温かな白熱灯を背景にしたポートレートが今季のトレンドだ。SNS上で共有されたリアルな体験談が次の来場者を呼び込むという、極めて現代的なサイクルが現場の熱気をさらに加速させている。