1978年に放送が始まった日本テレビ系ドラマ『西遊記』の主題歌・挿入歌は、社会現象とも呼ぶべき大ブームを巻き起こした。それまでドラマの主題歌やアニメソングは、どこか歌謡曲や子供向けの枠組みにとどまることが多かった。
しかし、彼らが提供したサウンドは、本場のロックやファンクの要素を凝縮させた妥協のないクオリティだった。さらに『NHKみんなのうた』などでも親しみやすい楽曲を発表し、ポップ・ロックの裾野を幅広い層へと一気に広げた。これは日本の音楽産業において、タイアップ曲の概念を根底から覆す歴史的転換点となったのである。