単に目の前の病を治すだけにとどまらない。院内に併設された臨床研究センターでは、難治性疾患の克服に向けた治験や先端的なトランスレーショナルリサーチが日々進められている。国立病院機構の大規模な臨床ネットワークと直結した研究環境は、国内でも指折りのスケールを誇る。
近年では、大学や民間企業とのオープンイノベーションも活発だ。AIを用いた画像診断支援アルゴリズムの開発や、次世代医療機器の実証実験など、地域の医療・ヘルスケア産業の発展を牽引するインキュベーターとしての役割も担う。地行浜のラボから生まれる新たな知見が、数年後の標準治療を塗り替える可能性を秘めている。