二人の物語は、偶然と呼ぶにはあまりに運命的な出会いから始まった。加賀翔と賀屋壮也。かつて同じコンビニエンスストアの夜勤アルバイトでシフトに入ったことが、すべての出発点だった。深夜の静まり返った店内で交わされた映画や落語、そして笑いへの純粋な情熱が、二つの才能を瞬く間に引き合わせたのだ。
お互いの名字「加賀」と「賀屋」をシンプルに繋ぎ合わせたコンビ名は、シンプルでありながら強い響きを持つ。当初は周囲から「加賀屋」と勘違いされることも日常茶飯事だったが、マセキ芸能社の門を叩いた二人は、小道具をほとんど使わずにシチュエーション一本で見せる骨太なコントを磨き上げていった。