表面的な破局理由として多く挙げられたのは「すれ違い」だ。しかし、メディアが報じない裏側の真相は、単なるスケジュールの不一致だけではない。川口春奈はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』での代役好演を機に女優として一気にトップギアへ入った。さらに主演を務めたテレビドラマ『silent』が社会現象となる大ヒットを記録し、その後もNetflixでのグローバル配信作品や映画、多岐にわたるCM出演と、休む暇もない多忙を極めていた。
一方で矢地祐介もまた、プロのアスリートとして過酷な日々に身を投じていた。RIZIN Fighting Federationの舞台で熾烈な戦いを続け、勝利と敗北の狭間で心身を極限まで削る毎日だ。試合に向けた厳しい追い込み期間と、ドラマ撮影に追われる日々。生活リズムの違いだけでなく、表現者と格闘家という全く異なる重圧と戦うなかで、互いに寄り添うための時間と精神的ゆとりが次第に削られていったのが実情である。2026年最新アップデートとして取材を進めると、互いに相手を嫌いになったわけではなく、それぞれのプロ意識が高すぎるがゆえの決断だったことが見えてくる。