酸味よりもクリーミーで優しいコクを求める層から絶大な支持を得ているのが「冷製トマトポタージュ」です。しかし、冷たいスープに動物性生クリームを多量に加えると、冷温で油脂が固まり、舌触りが重くなってしまうリスクがあります。
重さを排除しながら上質なコクを生み出す代替策として有効なのが、「ジャガイモのペースト」または「無調整豆乳と絹ごし豆腐」をベースに組み込む技法です。
ジャガイモ1個と玉ねぎをコンソメスープで煮崩れるまで加熱し、トマト缶(1/2缶)を加えてピューレ状にしたベースをしっかりと冷却します。仕上げに冷たい牛乳を少しずつ加えて伸ばすことで、生クリーム不使用とは思えないシルキーで奥深いポタージュが完成します。カロリーを抑えつつ食物繊維とカリウムを同時に摂取できるため、夏の疲労回復メニューとして理想的な栄養設計となります。