欧米のソーシャルメディアでは、日本特有の「癒やし」という概念がそのまま「Iyashi」という英単語として定着しつつある。特にポップカルチャーや日本文化に親しんできた海外のZ世代にとって、日本の田舎の風景と猫の組み合わせは、郷愁と憧憬が入り混じった特別な感情を呼び起こすようだ。
ロンドン在住の映像ジャーナリストはこう分析する。「西洋のペット動画は、驚きやアクシデントを演出するアクティブなものが主流だった。しかし、日本の動画文化が提示したのは『存在そのものの肯定』だ。何もしないことの贅沢さを、日本の風景と猫が教えてくれている」。