胃腸の不調が続くと「単なるストレスだから我慢すべきか」と迷いがちですが、適切な受診科の選択と休息の判断基準を知っておくことが回復を早めます。まずストレス性胃腸炎で病院を受診する際は「消化器内科」または「胃腸科」が第一選択です。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胆石症などの器質的疾患がないかを血液検査や腹部エコー、内視鏡で除外診断する必要があるためです。
消化器側の検査で異常が見られず、明らかな精神的ストレスが引き金となっている場合は、心療内科との連携治療が効果を発揮します。
【プロの結論】ストレス性胃痛で会社を休む明確な判断基準
「胃が痛い程度で休むのは甘えではないか」という自責の念は、さらなる交感神経の緊張を呼び症状を悪化させます。以下に該当する場合は、ためらわずに有給休暇や病欠を取得し、完全休養をとるべきです。
- 立っていられないほどの鋭い腹痛や胃痙攣が断続的に続く
- 水分を摂取しても嘔吐してしまい、脱水傾向(尿の色が濃い・口の渇き)がある
- 下痢が止まらず、通勤や通常業務の継続が物理的に困難
- 出勤しようとすると動悸・吐き気が生じる(心身の限界サイン)